『月世界旅行』(げつせかいりょこう、原題・仏語: Le Voyage dans la Lune,英語: A Trip to the Moon)は1902年にフランスのジョルジュ・メリエスによって脚本・監督されたモノクロ・サイレント映画。
1秒16フレームで、14分の作品である。大砲で月へ行った人間が、月人に出会うというプロット。ジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』を大幅に簡略化し、変更を加えたもの。後半の月人のエピソードはH・G・ウェルズの『月世界最初の人間』(1901年)が基になっている。
当時の映画としては、複数のシーンがあり、なおかつ物語があるという、非常に画期的なものであった。また、世界初のSF映画とされる。映画史を語る上で必ず登場する重要な作品の一つである。
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