youtubeでいろいろ検索しているうちに見つけたのがポケットモンスター劇場版結晶塔の帝王の動画。外国版だけど頭から最後まで丸ごとアップされてるし(分割されてるけど)。


これはイタリア語かな。

やるな、イタリア人。

著作権考えろよ。


と、思いつつ見てしまった自分(笑



これアニメの仕事をしてる時、ポケモン劇場版に初めて参加した思い出の作品。

受注したことを娘にこっそり教えたら飛び上がって喜んでたっけ。


ポケモン劇場版制作に初参加ということもあって監督の演出意図をなかなかつかめず、作ったカットになかなかOKを出してもらえない。
自分らの未熟のせいで恐ろしく苦労しました。

結構な量を担当させてもらったこともあって家に帰らないのは当たり前で、寝るのも3日に一度車の中で仮眠する程度。
食事もカップ麺を仕事しながらかきこんだりがせいぜい。

ほぼ完成近くなってあと残り難易度が高い1カットだけ、という時はえらいプレッシャーだった。監督だけでなくプロデューサからもハードルが高い要望が出てきてたし。
『このカットは主人公の心情を表す重要なところだから徹底的にいいものを』なんて。

当然締め切りが延びるわけでもないし、それこそ完成にむけて死に物狂い。

ひとり24時間働きっぱなしのラストスパート。

出しても出してもOKがもらえず、最後ぎりぎりで通った時はそれはもうなんというか。

でもなにか終わった気がしなかった。

公開した時はもちろん娘と一緒に見に行きました。
見てる時は娘やまわりの観客の反応が気になって映画どころじゃじゃなかったけど。
もし「おもしろくねえ」とかどこからか聞こえてきたらどうしようかと思ってどきどきしてた(笑)

終わって娘や他の子たちの反応が良かったので、そこで初めて仕事が終わった気分になりました。

なんとか乗り切れたのはポケモンが好きな子供達がたくさん待ってるんだろうなと思ったから。娘もポケモン大好きで、テレビを必ず見てたしゲームボーイでとーちゃんと遊んでたし。


公開から数ヵ月後、娘と二人で主題歌のCDを聞いてた時。

ふと何気なくCDジャケットをひっくり返したら、そこにあったのが自分が最後までやって苦労したカットのCG。

いやあうれしかったなあ。

見た瞬間いろいろ思い出してちと涙が出そうになった。


数ヶ月間気がつかなかった自分も自分だけど(笑